南足柄市議会 > 2020-03-19 >
2020年3月19日(木) 令和2年総務福祉常任委員会 名簿
2020年3月19日(木) 令和2年総務福祉常任委員会 本文

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  1. 南足柄市議会 2020-03-19
    2020年3月19日(木) 令和2年総務福祉常任委員会 本文


    取得元: 南足柄市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:委員長 【開会・開議】 委員長  おはようございます。  ただいまから総務福祉常任委員会を開会いたします。  委員の皆様にお願いいたします。発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクのスイッチを押してから行うようお願いいたします。また、発言が終わりましたらマイクのスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言は不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知ください。  傍聴の方はいらっしゃいませんので、諸注意は省略します。 【所管事務調査(南足柄市健康増進計画・食育推進計画「第2次南足柄げんき計画」の一部改 定について)】   南足柄市健康増進計画・食育推進計画「第2次南足柄げんき計画」の一部改定につい  て、主管課に説明を求め、質疑を行った。   各委員の発言は次のとおり。    (執行者入室) 2:委員長 委員長  これより議事に入ります。  本日の会議日程につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  はじめに、1、所管事務調査について、(1)南足柄市健康増進計画・食育推進計画「第2次南足柄げんき計画」の一部改定についてを議題といたします。  説明員につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  説明員の皆様に申し上げます。発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクのスイッチを押してから行うようお願いします。また、発言が終わりましたらマイクのスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言は不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知おきください。  それでは、(1)南足柄市健康増進計画・食育推進計画「第2次南足柄げんき計画」の一部改定について説明をお願いいたします。 3:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 第2次南足柄げんき計画でございますけれども、平成27年度から令和5年度までの9年間の計画でございます。本年度、計画策定から5年目を迎えまして中間年を迎えたということで、中間評価を行いまして、内容の一部を変更したものでございます。  修正内容につきましては、担当課のほうで説明させますので、よろしくお願いいたします。
    4:健康づくり課長 健康づくり課長 それでは、南足柄市健康増進計画・食育推進計画「第2次南足柄げんき計画」の改定版につきまして、概要版に基づきまして御説明をさせていただきます。  概要版の1ページ目を御覧ください。  本計画は、健康増進法及び食育基本法に基づき平成26年度に策定したものです。  本計画は、本市が目指す姿である基本理念を「みんなで取り組む健康な地域づくり」とし、生活習慣社会環境の改善を通じて健やかで心豊かに生活できる活力ある市を目指すものとするものです。  また、基本目標を「健康寿命の延伸」とし、健康寿命の延伸分が平均寿命の延伸分を上回ることを目指しています。  平均寿命健康寿命との差は、日常生活に制限のある期間を意味するもので、平均寿命健康寿命の差を縮めることができれば、個人の生活の質の低下を防ぐことが期待できます。  また、市民の健康寿命の延伸のための各分野の具体的な取組を基本方針としています。  基本方針は、「食育の推進」、「生活習慣及び社会環境の改善」、「健康管理の推進」、「健康づくりを支援するための環境整備」の4つに、今年度の改定に当たり、健やかで心豊かに生活するためには妊娠中や子供の頃からの健康が基礎となることから、新たに「親子の健康づくりの推進」を5番目として加えました。  これらの方針は、かながわ未病宣言の健康寿命を延ばすための3つの取組である、食、運動、社会参加に共通するものです。  続きまして、2ページ目をお願いいたします。  まず、計画の改定に当たってでございますが、1、計画の改定についてで、改定の経緯について記載させていただいております。  先ほど部長からも申し上げたとおり、第2次南足柄げんき計画は平成26年度に策定し、平成27年度から令和5年度までの9年間を計画期間としております。令和元年度に計画策定後5年目に当たる中間年を迎えることから、平成30年度に市民健康意識実態調査、いわゆるアンケート調査を実施し、その結果を参考に施策を評価するとともに、健康を取り巻く社会情勢や県が推進する未病を改善する取組、本市における状況を反映した計画となるよう見直し、一部改定を行ったものです。  続きまして、南足柄市の状況でございます。  基本目標である「健康寿命の延伸」についてですが、下段に記載したグラフのとおり、平均寿命健康寿命が男女ともに延伸しています。しかしながら、平均寿命健康寿命の差は、平成26年度と28年度を比較いたしますと、男性では1.42歳から1.37歳と小さくなっていますが、女性では3.20歳から3.30歳と残念ながら大きくなっています。  なお、この健康寿命は、先ほど申しましたとおり、健康状態日常生活動作が自立していることと規定いたしまして、65歳からの要介護度2から5の状態にならない期間の平均を算出したものでございます。  続きまして、人口につきましては、平成30年度は4万3,125人と、平成27年度の4万4,036人に比べて減少傾向にございます。しかしながら、高齢化率は27年度が28.1%から30年度は31.0%と増加してございます。  今後も人口減少、高齢化が継続する見込みでございます。  続きまして、要介護認定者も増加しておりまして、介護が必要になった原因疾患は、認知症が23.7%と最も多く、続いて脳血管疾患の順になっております。  続きまして、特定健康診査の結果では、ヘモグロビンA1c──ヘモグロビンとブドウ糖が結合したもので、この数値が高いと糖尿病のリスクが高まると言われているものですが、これが高めの方が29年度では61.4%と、やはり増加傾向にございます。  続きまして、国民健康保険生活習慣病一人当たりの医療費は、腎不全が透析治療が高額なため最も高くなっており、続いて糖尿病、高血圧疾患の順となってございます。  続きまして、3ページ目を御覧ください。  これまでの南足柄市の健康づくりでは、平成27年度から30年度までの計画前半の主な取組について、4つの基本方針ごとに記載してございます。  取組内容等につきましては、時間の都合上、お目通しいただければと思います。  続きまして、これからの南足柄市の健康づくりでは、1、今後の重点的な対策として、食育の推進・食生活の改善、歩くことの促進・運動習慣の定着、糖尿病の発症予防重症化予防社会参加の促進・地域と連携した健康づくり事業の推進、次世代の健康づくりの5つを掲げております。  この5つの重点的な対策といたしましては、若い頃からの食・運動・社会参加の取組となってございます。  最後に、4ページ目を御覧ください。  2、今後の主な取組と目標として、5つの基本目標ごとに記載しております。  主な取組内容のまず1番目、食の推進につきましては、子どもの食育、成人・高齢者の食育、地域でつながる食育を。  4番目の健康づくり支援するための環境整備には、社会参加の促進、市民・団体・企業等との連携等を新たに今回の改定で追加いたしました。  本計画では、今後令和5年度までの4年間、市民が心身共に健やかな生活を継続するための個人や家族、学校、職場、地域行政、その他関係機関などが一体となって健康づくりに取り組み、指標の目標値の達成や数値の向上により健康寿命の延伸を目指すものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 5:委員長 委員長  次に、執行者への質疑を行います。  どなたかございますか。 6:池田委員 池田委員 説明、ありがとうございました。  膨大なデータの下に分析されているというのは分かりました。  概要版では4ページの(4)のところで、健康づくりを支援するための環境整備という項目なんですけれども、従来も取り組んでいたとは思うんですが、本資料の96、97ページに取組というのがありまして、行政がやること、市民・団体・企業等の連携、市民・家庭・地域、特に市民・家庭・地域というところでやることが書かれているんですが、行政としてやり方はどう変えていくのか、どうやって市民・家庭・地域を巻き込んでいくのか。やり方の工夫のところについて、どんな変更をしようとしているのか伺いたいと思います。 7:健康づくり課長 健康づくり課長 社会参加の促進ということで、まず行政の取組が96ページの中に記載させていただいております。その中では、現在も行っている事業等が記載されておりますが、その中で回数を増やすなりということで、今後やり方等を充実させていくという事業が幾つかございます。    (発言する者あり) 8:健康づくり課長 健康づくり課長 すみません、そこまでの詳しい内容は、計画の中では記載はしていないんですが。 9:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 社会参加の促進ということで、こちらの部分では例えば生涯学習課の自治会公民館活動への支援ですとか、出前講座の利用促進ですとか、今回こういうような事業について頭出しをさせていただいています。  また、おたがいさまネットの活動支援ですとか、地域にある資源を支援したり有効活用するような取組を関係課と連携して進めていきたいと思っております。今後も継続して進めていきたいと思っておりますし、また、子供や成人の社会参加が進むように、ふだんの通いの場とかそういう場以外に、よく高齢者が病院ですとかそういうところにも、こういう地域活動がありますよみたいなアナウンスとか散らしとかも配架させていただくような取組も、今後考えていきたいと思っております。 10:池田委員 池田委員 散らし等の配架というのは、今までどおりのやり方かなと思うんですけれども、例えばいろいろなSNSだとかそういった部分での発信だとか案内を訴求するというか、そういった工夫は考えていないのか伺いたいです。 11:健康づくり課長 健康づくり課長 すみません、そのような取組も事業によっては展開していくことは今後検討するということはできるかと思うんですが、取りあえず計画の中にそこまでの細かい今後の取組については特には記載はしていないというような形になってございます。 12:池田委員 池田委員 やることは分かるんですけれども、やり方も一緒に考えていかないと、資料だけ大きくなっていって効果がなかなか出にくいというか思うんですよね。何しろやっていることを周知しないと、100人知ってもらって1人参加するかどうかとかそんな部分だと思うので、いかにやっていることを知らせるかというか、そっちのほうも御努力いただきたいなというふうに思うんですけれども、もう一度お願いします。 13:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 委員おっしゃるとおりだと思います。できる限りやっていることを発信しながら、できる手立てについて、ホームページ、広報誌だったりはもちろんなんですけれども、散らしの配架、先ほど出たSNSを使ったもの、そういうものをできることであれば何でも手をつけていって、できる限りの周知を図っていきたいというふうには考えてございます。 14:委員長 委員長  ほかにございますか。 15:高田委員 高田委員 さっきの健康寿命のところで要介護度2から5と言っていたんだけれども、自立して生活できる期間が健康寿命なんですけれども、介護度でどのように表すのか、もう一度お願いします。 16:健康づくり課長 健康づくり課長 健康寿命につきましては、県のほうが毎年発表しているものを使わせていただいているんですが、健康な状態を日常生活が自立している期間ということで規定いたしまして、65歳からの方で要介護2から5の状態にならない、そういった方の期間の平均により算出しているというものでございます。 17:高田委員 高田委員 これは県の基準なのか、国全体でこういう基準で健康寿命を算出するのか、その辺もう一度お願いします。 18:健康づくり課長 健康づくり課長 こちらのほうは県の基準で算出しております。国は、国民生活基礎調査という5年に1回の調査で平均寿命を出していまして、5年に1回しか数字が無いというのが現状になっておりまして、ですので県が違う方法で、先ほど言いました介護度のデータから健康寿命を毎年出しているという、そういうやり方になってございます。  ほかにございますか。 19:石川委員 石川委員 まず、本日の位置付けですけれども、我々は市民の代表なんで、意見を取り入れられる時期にやってほしいんですが、今日の位置付けは議員に説明したよというアリバイづくりのためにやっているんですか。 20:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 もちろん市民向けにはパブリックコメント等で御意見を募集しておりますので、今日の位置付けとしましては、改正のほうが全部終わりましたので、その報告ということで皆様にお知らせするというものでございます。 21:石川委員 石川委員 ほかの市では、もっと民主主義が徹底しているところもあるんですが、仕方がないですね。  それで、具体的な質疑で、まず67ページに突然中間評価による今後の課題というのが出てくるんですけれども、現行計画中間評価をまとめというのはどこを見れば分かるんですか。 22:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 各章の中にそれぞれ文章中に入ってございます。例えば75ページの食育の推進ということであれば、課題として子どもの食育、成人の食育、地域でつながる食育の中に部分的に入れさせていただいているというような状況です。 23:石川委員 石川委員 いや、課題が載っているのは分かるんだけれども、この中間評価をやってどうだったのかというところから課題が出てくると思うんですよ。だから、その中間評価がどこに載っているのか分からないじゃん。そこを聞いているんです。載っていないなら載っていないでいいです。 24:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 中間評価の報告書は別にございまして、それから抜き出した部分が26ページからのアンケートの概要と、あとその前に掲載しております、すみません、逆になっちゃいまして、データから見る状況ということで4ページからの南足柄市の状況、統計データから見る状況と、こちらのアンケート調査による状況が中間評価の中に記載されているデータでございます。 25:石川委員 石川委員 担当者のための計画じゃないよね、これ。市民向けに計画をつくっているんですよね。非常に分かりにくいですよね。  じゃ、主なもので達成できた主なものと、達成できなかった主なもの、それはどういうことですか。 26:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 目標を達成できたものということで、目標値を達成したものにつきましては、例えば朝食をほぼ毎日食べる人の割合が増えておりましたり、肥満者の割合が40代から60代の女性が減っておりましたり、また痩せの女性の割合が減っている。また、朝食をほぼ食べる人の割合なども改善傾向にございます。  また、高血圧の人の割合も1度、2度、両方とも改善傾向にございます。また、薄味を心がけている人の割合なども増加しておりまして、これらは長年のぱせりの会さんなどの協力による減塩活動の成果の表れであると思っております。    (発言する者あり) 27:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 達成できなかったものにつきましては、日常生活における1日の歩数の割合が減っているのは65歳以上の男性ですとか、また運動習慣がある人の割合が20から64歳男性、また65歳以上の男女につきまして減ってございます。  また、先ほどから社会参加の促進という話題が出ておりますけれども、地域の行事や集まりに参加している人に割合が減っておりましたり、身近な地域での健康づくり活動に参加したいと思う人の割合が減ってましたり、また生きがいを感じている人の割合も減ってございます。  主なものはそのようなところです。 28:石川委員 石川委員 今答弁したようなことをまず載せるのが計画じゃないですか。そういう意味じゃ、この計画、ちょっと欠陥があると見ていいですか、部長。 29:健康づくり課長 健康づくり課長 今申した目標につきましては、確かに各項目ごとのところで載ってございます。  例えば86ページに生活習慣及び社会改善に関する目標の結果ということで、策定時、現状値、目標値という形で、日常生活における1日の歩数とか書いてございまして、確かに先ほど申しましたとおり、64歳以下の男性につきましては、策定時が6,004歩だったものが現状値は6,402歩ということで、新たに令和5年度の目標値を設けるというふうな形で今回は記載させていただいています。 30:石川委員 石川委員 では、次の質疑です。  73ページ、74ページ、これ例によって南足柄市計画の得意技なんですが、非常に総花的なんですね。優先度、重要度のベスト5を挙げるとすればどれですか。 31:健康づくり課長 健康づくり課長 第五次総合計画にも書かせていただきましたが、まず73ページの改善の取組につきましては、身体活動の2番目の生活習慣病予防のための身体活動・運動の普及と、その上の食育の関係で成人の高齢者の食育ということで、生活習慣病予防・改善のための食生活指導・支援、あと休養・こころの健康の睡眠、休養、こころの健康の普及啓発というような、そんな形がベスト3だと思っております。 32:石川委員 石川委員 次に、12ページから16ページです。まず、がん検診とか特定健康診査で重要疾患が発見された率と、その中の初期発見率、これはちゃんとデータを取っているんですか。 33:健康づくり課長 健康づくり課長 すみません、その数値はデータ的に取れませんもので取ってございません。 34:石川委員 石川委員 がん検診とか特定健康診査の目的というのは、そういうことを発見するためにやっているんでしょう。ただやっている、やっていることが目的じゃないでしょう。それなのにそのデータが無いというのはちょっと理解できないんですけれども、もう一度答弁をお願いいたします。 35:健康づくり課長 健康づくり課長 がん検診の結果、がんの発見の件数については、確かに報告は頂いております。  すみません、資料にはそこまでのデータは載せておりません。 36:石川委員 石川委員 部長に質疑したいんですけれども、やはり促進するためにもそういうことが必要なんですよ。やるとこれだけ発見できるんだなと、初期の段階でこれだけ分かるんだなと、そういうのがなければ受ける動機づけが浅いんですよね。市の施策というのは、どうもやっていることに意味があるみたいな感じで、結果が大切で、その結果をアピールすることによってまたその結果がよくなるんですけれども、そういう仕事をなぜしないんですか。 37:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 委員さんおっしゃるとおりだと思います。今回は、そういうところの数値は載ってこなかったということで、次回のときには第3次の計画を新たにつくるという形になると思いますので、そのときにはこれまでどういうふうに健診でそういうのが見つかり、治療につながっていく、そういうものも載せながら、健診の促進を促せるような計画をつくっていきたいというふうには考えてございます。 38:石川委員 石川委員 是非お願いします。  それでは、アンケートについて質疑します。  まず、26ページからアンケート結果があるんですけれども、これは業者に委託料を払って委託しているんですが、せっかくやっているのに単純集計しかないんですね。どうしてクロス分析が無いんですか。  例えば食生活と健康であるなしとの関係とか、健康受診率と健康であるなしとの関係とか、こういうクロス分析をやらなければアルバイトでもできるんですよ。そういうのをなぜやるようなアンケートにしないんですか。 39:健康づくり課長 健康づくり課長 今回のアンケートにつきましては、委託料も安いという部分もあるかもしれませんが、そこまでの内容は確かに出していただいておりません。 40:石川委員 石川委員 委託料の高い安いはあまり関係ないと思いますよ。明確なそういう募集するときに、こういうことをやりますよという仕様書をそういうふうに作らないからそういう業者しか来ないんだと思いますよ。  それと、そのアンケートの結果から本市の主な特徴はどんなことが分かったんですか。 41:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 先ほど概要のところでも課長から申し上げましたけれども、高血糖、ヘモグロビンA1cが多い、また糖尿病ですとか腎不全、やはりヘモグロビンA1cが糖尿病のリスクが高まるというふうなことで出る値ですので、そちらが高い方が多くなってきていることが挙げられると思います。 42:石川委員 石川委員 中身についても質疑したいことありますけれども、時間の関係で絞りますと、32ページ、平成30年度の中学生の朝食をほとんど食べない、6.0%いるんですが、この原因分析と対策はどうしていますか。 43:健康づくり課長 健康づくり課長 今回のアンケートで、設問は設けさせていただいているんですが、なぜ食べないという理由までは、すみません、聞いておりませんので、それ以上の分析等はできていない状況でございます。 44:石川委員 石川委員 そうすると、ほかの質疑をしても同じような答弁が出てくると思うんですけれども、そうすると、このアンケートというのはやりっ放しなの。つまり、教育委員会とかがこのアンケートに基づいて、ちゃんと対策をする、そういうためにやっているんじゃなくて、ただやっているだけなの。  特に48ページの小・中学生のストレスなんていうにももう結果が出ているんですよね。  43ページも、自分をどちらかといえば嫌いとかね、嫌いとか、そういうのが高い数字が出ているんですけれども、それについてはやりっ放しで、何もアクションは取らないと。  いつも言っているPDCAのサイクルでは仕事をしていないと、こういうことでよろしいですか。 45:健康づくり課長 健康づくり課長 この結果につきましては、もちろん教育委員会のほうにも情報提供させていただいておりまして、その中で対策を考えていただければと思っております。  ただ、先ほど委員申されたように、例えば食事をとっていないとかという数字につきましては、やはり食の重要性につきましては、もちろん健康づくり課のほうで健康教育やまた普及啓発活動等で行っておりますので、この数値が下がるように事業は展開しているところでございます。 46:石川委員 石川委員 それが縦割り組織の典型で、自分のところの担当じゃないよと。そうすると、普通仕事の仕方というのは、教育委員会にやってもらうのはいいんだけれども、それがちゃんとできているかどうかやるのまでが仕事なんですよ。その辺、部長、どう考えていますか。このままだと、アンケートやりっ放しで、お金を掛けてアンケートをやったのが何も生きないで、それこそ無駄遣いじゃないですか。 47:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 事業につきましては、各課に進捗状況を照会してございます。毎年年度末に締めていただいて、年度の初めに各進捗状況を報告いただきまして、進捗管理はしております。 48:石川委員 石川委員 確認ですけれども、そうすると、この32ページとか34ページ、36ページもそうかな、あと43ページとか48ページ、これについては各年にちゃんと報告が来るということでよろしいですね。また調査しますよ、こちらも。 49:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 この設問についての進捗状況という、この設問に関わる各小・中学校の例えば給食指導ですとか食育指導、そういう事業の進捗状況について定期的にこちらに進捗状況を報告いただいているということです。すみません。 50:石川委員 石川委員 そのために各問でアンケートを出しているんでしょう、お金を使って。それを各問ごとにちゃんとどうなったかを調べなければ、お金の無駄遣いじゃないですか。そう思いませんか。そういう仕事の仕方は、一般質問になっちゃうけれども、おかしいと言っているんですよ。ちゃんと各課が実施したことを把握するのがそちらの仕事なんだから、それをちゃんとやってくださいと言っているの。部長、やらないですか、そういうことは。
    51:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 確かに健康増進に関する各事業、各課でそれぞれやっていただいていますので、それについては毎年進捗管理はさせていただいております。それに基づき、できる限りうちのほうも、この設問に対応できているのかというところは、今後委員さんの意見を参考にしながら分析ができればというふうに考えてございます。 52:委員長 委員長  ほかにございませんか。 53:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 このげんき計画を推進するのには、げんきサポーターさんのお力って結構大きいと思うんですけれども、げんきサポーターさんは、私途中から分からなくなっちゃったんだけれども、もう全自治会にできているんですか、今。 54:健康づくり課長 健康づくり課長 各自治会や団体から御依頼を頂いて、げんきサポーターさんのほうで健康測定会とかを行っておりますが、全自治会からの御要望があるという状況ではまだございません。 55:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 私の知っている範囲内だと、げんきサポーターさんたちを各自治会ごとにつくって、一定数までの自治会まで、5とか10までいったかどうか分からない、そのくらいまでできて、これから全部の自治会にげんきサポーターさんを置きますというような計画だったような気がする。じゃ、それを変えて、もう自治会ごとにげんきサポーターは置かずに、市でげんきサポーターさんを確保しておいて、その人たちを派遣するという、そういう考え方に変わったということですか。 56:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 げんきサポーターさんにつきましては、現在4地区、南足柄地区、岡本地区、福沢地区、北足柄地区というくくりの中で、地区別に何か要請があった場合はその地区の方がお手伝いに出ていくような形で今組織されております。 57:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 地区ごとはいいんですけれども、今全体でげんきサポーターさんは全部で何人いるんですか。 58:健康づくり課長 健康づくり課長 現在50人でございます。 59:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 その関連で、げんきサポーターさんたちがいて、今度は76ページのところ、転倒骨折予防教室だとか認知症予防教室、これ高齢介護課でやっている介護予防サポーターというのかな、そういうサポーターさんもいるんだよね。  私知らなかったんだけれども、たまたま秦野市の人が、いや南足柄市のこの転倒予防教室とか認知症予防、コグニサイズとかという、この前新聞にも取り上げられている、南足柄市では有名な教室が開かれているというから見に行こうよと誘われたんだけれども、私ちょうと議会とぶつかっちゃって、2回とも行かれなかったんだけれども。  私、何が言いたいかというと、市民の人にとってみると、げんきサポーターさんがいて、こういう介護予防サポーターさんもいる。私はそれ以上知らないけれども、それ以外にもほかの社協さんとかにももしかしているかもしれないということで、その辺の連携、いろいろサポーターさん、それぞれの認知症予防、転倒骨折予防ごとにサポーターさん、それでげんきサポーターさんもいる。その辺の連携、サポーターさんたちは全然また別の人、かぶっている人もいるかもしれないけれども、ほぼ別の人がやっているというような状況を初めて見たときに、連携というのはどういうふうにやっているんですか。 60:健康づくり課長 健康づくり課長 現在は、例えば先ほど言いました食生活の改善の部分とかについては、うちにしか栄養士がいませんので、そういった部分で連携等は行っております。  今後につきましては、介護予防サポーターさんとげんきサポーターさんの活動事態も、委員さんおっしゃられるとおり、かぶる部分がございますので、その部分を、各団体がありますのですぐに一本化というのは難しいかもしれませんが、連携していくような形で今後も進めていきたいと考えております。 61:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 私ね、別に一本化しなくてもいいと思うわけ。例えば南足柄市の考えとして、多くの元気な市民の人に、あなたはげんきサポーターやってください、あなたは介護予防サポーターやってください、あなたは何々サポーターやってくださいと言えば、ものすごくサポーター数自体は増えるよね。だけれども、一方で一本化すれば今度連携というか、活動が強固になる。でも、限られた人数になるよね。  南足柄市がどっちを目指すのかだと思うんだけれども、その辺もし、部長じゃないと分からないかもしれない。部長、どっちを目指す。多くの人にいろんなサポーターをやってもらうのか、まとめて今のように集合体でやる。南足柄市はどっちを目指したほうがいいのかな。福祉健康部長としてはどう考えますか。 62:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 確かに今いろいろなサポーターさんがいらっしゃいます、独自に活動をされていますけれども、ただ、対象者が同じだったりするわけじゃないですか、そういう場合。そうすると、そこの連携ができていて、情報が交換できれば、よりサポートもしやすいのかなというふうには考えてございますので、できる限り情報共有が図れるような仕組みがつくられれば一番ベストではないかと思っております。  ただ、それぞれの活動はそれぞれ個々に尊重していきたいと思いますので、何が何でも一本化するというふうではなく、できれば情報交換をして、より良い形でサポートができる体制をつくっていければなというふうには考えてございます。 63:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 げんき計画、げんきといったら、本当に乳幼児から高齢者までむちゃくちゃ幅が広くて、都市教育常任委員会での生涯学習推進プランと同じ、生涯学習も乳幼児から高齢者までの、こちらはげんき、向こうは生涯学習活動ということで幅広いんだけれどもね。  それで計画できましたといったときに、市民の皆さんに、これでいろいろこれからの取組はこれもやっています、これもやりますとむちゃくちゃ出てきてる。でも、これを広報誌とかに載せるときに、あと少ないスペースで南足柄市ではげんき計画ができましたと、南足柄市では乳幼児から高齢者までの皆さんが元気になるような計画をつくりましたといったときに、こんないっぱい書いていたら、何を言っているのかさっぱり分からないよね。  だから、とにかく、これはいいよ、これでいいんだけれども、実際に市民の皆さんに、皆さんが健康になるために例えばちゃんとしっかり食べてください、ちゃんとしっかり動いてください、運動してくださいとか、何か二、三個のメッセージを市民に送るというようなことは考えていないんですか。 64:健康づくり課長 健康づくり課長 先ほども御説明させていただきましたが、委員さんもおっしゃるとおり、健康には食と運動と社会参加、この3つがキーワードになると思います。ですので、神奈川県の未病計画でも、そのようなことが言われておりますんで、この3つをキーワードとして今後も周知を図っていきたいと思っております。 65:委員長 委員長  ほかにございませんか。 66:柏木委員 柏木委員 1点ほどお聞きしたいと思います。  概要版の4ページ、今後の主な取組と目標の中の(2)なんですけれども、1)の身体活動・運動というところで、今より10分多く歩きましょうということになっているんですけれども、毎日のように歩いている人は、例えば65歳以上だったら6,000歩まで目標を定めようという考えが出るかと思うんですけれども、歩いていない人は結構いられると思うんです。そういった方々に対して、1日何分歩きましょうという表題にしたほうが私はいいのかなと思ったんですけれども、市民全体に歩いてもらおうと、健康になってもらおうというところを目指してほしいなと思うんですけれども、そういったところでこの10分多く歩きましょうと決めた経緯と内容等々をお聞かせ願いたいなと思います。 67:委員長 委員長  健康づくり課長。 68:健康づくり課長 健康づくり課長 やはりウォーキングは一番ハードルも低いといいましょうか、老若男女取り組みやすい身体活動であるというところが1点ございます。  先ほど委員さんがおっしゃられたとおり、若い方からお年寄りまでということで、歩かれる距離とかも1日の時間とかもまた異なってくると思いますので、今より10分多く歩きましょうという、更にプラスしましょうというような形で書かせていただきました。  ですから、10分にこだわっているわけではないんですが、分かりやすいフレーズとして入れさせていただいているという、そういう形でございます。 69:柏木委員 柏木委員 すみません。私が言ったのは、市民、結構な人数の方々に歩いてもらったほうが健康になりますよということを訴えていきたいということだと思うんです。そういった中で、今より10分歩きましょうということは、歩いている人はあと10分歩けばいいやと思うかもしれないけれども、ほかの歩いていない人たちに対しての意味合いとは、ちょっと違ってくるのかなという解釈をしちゃったんですけれども、その辺についてはどうでしょうか。 70:健康づくり課保健予防班長 健康づくり課保健予防班長 先ほどの課長の答弁に追加させていただくんですが、本編の86ページのコラムにも掲載させていただいているんですが、こちらは実は国の運動でして、国が推奨していまして、それをこちらに掲載させていただいて国の運動にこちらも準じて、今より10分多く歩きましょう、今より10分多く体を動かそう、プラス10の取組というんですが、こちらを同じように目標に掲げさせていただいているというようなことになります。 71:委員長 委員長  ほかにございませんか。    (発言する者なし) 72:委員長 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  説明員は退室してください。ありがとうございました。    (説明員入替え) 【所管事務調査(第2期南足柄市子ども・子育て支援事業計画の策定について)】   第2期南足柄市子ども・子育て支援事業計画の策定について、主管課に説明を求め、質疑  を行った。   各委員の発言は次のとおり。 73:委員長 委員長  次に、(2) 第2期南足柄市子ども・子育て支援事業計画の策定についてを議題といたします。  説明員につきましては、サイドブックスに記載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  説明員の皆様に申し上げます。発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクのスイッチを押してから行うようお願いします。また、発言が終わりましたらマイクのスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言は不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知おきください。  それでは、(2) 第2期南足柄市子ども・子育て支援事業計画の策定について説明をお願いいたします。 74:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 南足柄市第2期子ども・子育て支援事業計画でございますけれども、第1期の計画が本年度をもって終了することから、令和2年度から令和6年度までの5年間の新たな計画を定めたものでございます。  これは、法定の計画で、全国一律この期間で定めているものでございます。  内容については、担当課より説明させていただきます。 75:子ども課長 子ども課長 それでは、南足柄市第2期子ども・子育て支援事業計画について、概要版を用いて説明をさせていただきます。  まず、表紙に記載のとおり、この計画は第1期から「金太郎にこにこ子育てプラン」という名称を使って策定しております。  部長が申し上げましたとおり、第2期は令和2年度から6年度までの5年間計画となっております。  1枚お開きください。  金太郎にこにこ子育てプランとは、となっておりますけれども、この計画策定の背景といたしましては、平成22年1月に今後の子育て支援の方向性の総合的ビジョンが国から提示され、2段落目に記載のとおり、国は、家族や親が子育てを担う従来の考え方から、社会全体で子ども・子育てを支援する考え方に転換し、平成24年8月に子ども・子育て支援法をはじめとする子ども・子育て支援関連3法が成立し、平成27年4月から子ども・子育て支援制度がスタートいたしました。  そのとき本市に策定されました第1期計画が令和元年度に計画期間が終了することに伴いまして、この度令和2年度から6年度までの5年間計画を策定するものです。  計画の位置付けといたしましては、子ども・子育て支援法と次世代育成支援対策推進法に基づく法定計画であるとともに、この図では記載を省略しておりますけれども、子どもの貧困対策の推進に関する法律に関する施策を含む計画といたしまして、総合計画など他の関連計画との整合性を図った計画となっております。  なお、法定計画となりますので、全国一斉に第2期計画を策定しており、県との協議の末確定することとなっております。  なお、本市におきましては、先日、県との協議が終了いたしまして確定しておりますので、御承知おきいただければと思います。  2ページ目については、現状になっておりますので、省略をさせていただき、次の3ページ目をお開きください。  課題について、1と3と4につきましては、第1期からの課題として取り上げております。  課題2は新たな課題となっております。多様性への対応というふうに取り上げております。  今回の改定は、特にひとり親家庭の増加、障害児など支援を必要とする子供の増加、児童虐待、貧困対策など、子供と子育て家庭を取り巻く環境が多岐にわたるとともに、複雑化していることを大きな課題として捉えております。  支援が必要な家庭については、一つの理由ではなくていろいろな要因が重なっており、子供の環境を整えていくためには、多様性に対応できる子育て支援体制を整える必要があるというふうに課題として捉えております。  次のページを御覧ください。  今回のこの計画につきましては、3つの視点に基づき基本理念を設定いたしました。一つ目といたしましては、子どもの最善の利益の実現、2、自助・共助・公助に基づく地域全体で子ども・子育て家庭を支える社会の構築を目指す、それから今回特に3つ目の視点ですね、様々な状況に置かれた子どもが、置かれた状況によって左右されることなく等しく健やかに育ちを保障されるための多様性への対応を視点に、基本理念及び施策の展開を検討しております。  基本理念といたしましては、「誰もが幸せを実現することのできる社会を目指して、地域のあらゆる人たちが多様な子どもと子育て家庭を支えるまちづくり」としております。  第1期との違いは、それぞれの子供たちの環境をより細かく多様な視点が必要であることから、多様性を重視した基本理念とさせていただいております。  5ページ以降につきましては、施策の体系を示しております。新たな施策の柱のみ説明をさせていただきます。  基本目標1の子育てサポート体制を整えるの施策の柱、(6)、子育てのための施設等利用給付の円滑な実施の確保につきましては、幼児教育・保育の無償化により新たに対象となる未移行幼稚園や預かり保育の給付を確実に実施するために設けた柱となっております。  また、基本目標3、安心して子どもを産み育てられる環境をつくるの(4)、子どもの貧困対策の推進については、国の子どもの貧困対策の推進に関する法律が改正され、市町村において市町村が子どもの貧困対策についての計画を定める努力義務として課されたことを受け、またその計画については子ども・子育て支援事業計画と盛り込む内容が重複する計画と一体とものとして策定しても差し支えないといった通知があったことから、施策の柱に位置付けることといたしました。  6ページ目を御覧ください。  施策の展開、基本目標1、子育てサポート体制を整えるに対しましては、待機児童が解消される見込みの中で、今後は放課後児童健全育成事業、いわゆる放課後児童クラブを6年生までのニーズがあることを受け、年齢拡大を目指してまいります。  病児・病後児保育事業については、更なる受入れを目指してまいります。  基本目標2の子どもの心身の健やかな成長を支えるに対しましては、子育てを応援する拠点づくりを進めるとともに、支援を必要とする子供と家庭を総合的にケアする拠点の整備をしていくために、出産・子どもネウボラと子供の発達に関する相談窓口を強化し、それぞれ専門職の雇用確保をし、充実を図ります。  次のページをおめくりください。  基本目標3、安心して子どもを産み育てられる環境をつくるに対しましては、主な事業といたしましては、先ほど説明いたしました子どもの貧困対策の推進を挙げております。子供の将来がその生まれ育った環境に左右されることのないよう、また貧困が世代を超えて連鎖することのないよう、教育、生活、就労、経済の各側面から総合的に支援を推進してまいります。  基本目標4、仕事と生活の調和の実現を促すに対しましては、ワーク・ライフ・バランスについての理解を深め、仕事と子育ての両立を実践できる普及啓発を図ってまいります。  基本目標5、子どもの人権の尊重と安全・安心を守るに対しましては、子ども家庭総合支援拠点の整備を挙げております。子ども家庭総合支援拠点につきましては、総合的な相談を受けることは当然のことながら行ってまいりますが、子供たちを守るために積極的に訪問、面談、関係機関との情報共有を図り、児童虐待等の未然防止に力を入れるとともに、発生時に迅速な対応を図ってまいります。  この拠点につきましては、第5次総合計画後期基本計画においては、先ほどの基本目標2の中にありました出産・子どもネウボラ、発達相談窓口と一緒に三つの窓口を一元化し、一体的に支援を必要とする子供と家族をケアする総合拠点施設として整備していく予定になっております。  次のページを御覧ください。  量の見込みと確保の方策につきましては、子ども・子育て支援法に基づき、教育・保育施設、地域子ども・子育て支援事業について、計画期間内に不足しているものを確保する、できるように計画をしていくものです。  見込みにつきましては、昨年度実施いたしましたニーズ調査の結果、また事業実績等を踏まえて量の見込みを算定しております。  まず、教育・保育施設の量の見込みと確保の内容についてですが、いわゆる保育園、幼稚園のニーズというのが表の一番上の1)量の見込みとなります。それを2)確保の内容(提供体制)を整備することで比較して過不足の欄の黒三角が不足していることになりますので、それをプラスしていくように体制を整えていくことになります。  1号認定は、令和2年度から過不足が無いように見えますけれども、御承知おきのとおり、本市では4歳、5歳の受皿が多く、3歳児の受皿が不足しているのが現状となっております。  2号、3号の認定は保育利用になりますが、こちらもニーズの調査を反映させますと、不足状態となっております。国からの手引では、市内の施設の定員数で比較することとなっておりまして、定員数で比較するとまだ保育のほうの利用についても不足をすることとなります。  ただ、このことにつきまして、皆様にお知らせをしているとおり、令和2年度4月には待機児童が解消する予定となっております。今後施策を進めるに当たっては、児童数や市外利用者の児童数など現状を見極めながら進めていく必要があるというふうに考えております。  9ページ、10ページを御覧ください。  こちらにつきましては、地域子ども・子育て事業について掲載しております。こちらも先ほどと同じように、不足している黒三角を解消していく内容となっております。  こちらも放課後健全育成事業(放課後児童クラブ)では、確保の内容が満たされておりますが、それぞれの小学校区に分けますと不足している小学校区がまだございます。  施策といたしましては、どのクラブも小学校6年生まで受入れが可能となるような拡大を図っていく予定となってございます。  病児・病後児保育については、新規事業者の受入れ等の対応を今後進めておき、確保していく見込みになってございます。  国の手引に基づき作成しておりますので、少し不足している部分が見えにくくなっている状況ではございますけれども、どの事業も最終的には不足している部分をいかに充足していくか、そのための施策を検討していく、対応していくといった計画になっていることを御理解いただければと思います。  最後に、11ページを御覧ください。  この計画は、周知を図るとともに、関係機関との連携・協働、実施状況の点検・評価について、こちらのほうを推進していくというところで記載してございます。  複数の関係機関等の連携・協働に取り組んで進めていく必要がありますので、議員の皆様方におかれましても、御理解と御協力のほど、よろしくお願いいたします。  私のほうの説明は以上で終わります。よろしくお願いいたします。 76:委員長 委員長  次に、執行者への質疑を行います。  どなたかございますか。 77:加藤(直)委員 加藤(直)委員 1点お伺いしたいんですが、今概要版のほうで5ページのところで施策の体系、これの説明があったと思うんですが、その中で子どもの貧困対策、これが新しく入ったということで今説明があったんですが、具体的事業としては34ページ、これが関連事業という形の中で掲載されているんですが、その事業を貧困対策としてやっていくということでしょうか。 78:子ども課長 子ども課長 貧困対策といったところで、貧困対策の推進といった関連事業はこちらの14事業になってございます。ただ、先ほど申し上げましたとおり、こちらのほうの事業全般は、様々な多様な子どもと子育ての環境を支えるまちづくりというところになっていますので、多様なといったところの中には、ひとり親の増加もそうですけれども、児童虐待、貧困対策といった、そういったところ視点を持った計画というふうになってございます。 79:加藤(直)委員 加藤(直)委員 そうしますと、全体的に行うということなんですが、その辺の貧困対策に伴う子供の貧困のデータ的なものというのはどこに記載されているんでしょうか。子供が貧困だというものがどこにデータ的なものとして載っているんですか。載っていないんですか。 80:子ども課長 子ども課長 データ的なところについては掲載はございません。実態調査とかそういったところの話になってくるかと思うんですけれども、議場の中でも申し上げましたとおり、貧困世帯の半数以上がひとり親家庭と言われている中では、日々、こちらのほうではそういったひとり親家庭と接している中で課題というのが見えてくるといったところがございますので、そういったところの意見というか、そういったところも取り入れながら施策のほうを進めていっているところでございます。
    81:加藤(直)委員 加藤(直)委員 またちょっと戻るんですが、34ページの関連事業の中には、社会福祉協議会が行っている貸付事業もあるかと思うんですが、その辺の関係は、他団体との関係とかそういうものは事業の中に掲載は考えていないんですか。 82:子ども課長 子ども課長 こちらのほうの事業につきましては、市が行っている事業といったところで掲載させていただいています。社会福祉協議会の貸付けの事業につきましても、日頃から連携を取らせていただきまして、特に母子・父子の貸付け等で相談があった場合に、こちらのほうも独自で貸付制度がございますけれども、そちらのほうの金額ではなかなか難しいといったところの中では社会福祉協議会を御紹介させていただいて、きちんと案内をするような形で相談は受けているところでございます。 83:加藤(直)委員 加藤(直)委員 そうしますと、この計画の中でも市だけではなくて社会福祉協議会、あるいはその他の関係団体等の連携という形の中でこの計画が推進されるということでよろしいでしょうか。 84:子ども課長 子ども課長 そうですね、必要な関係団体とは連携しながら進めていくといった形になります。 85:委員長 委員長  ほかにございますか。 86:石川委員 石川委員 まず、概要版ですけれども、これ概要版という名前があるんだけれども12ページもあるんですよ。せいぜい概要版というからには4ページ。そういう基準は南足柄市の市役所内の取決めみたいなのは無いんですか。 87:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 特にございません。 88:石川委員 石川委員 これコンパクト化するというのはかなり思考するんですね。これ何も思考していないのが表れているんですが、例えば1ページ目、金太郎にこにこ子育てプランとはあるんだけれども、こんな長く、これせいぜい3行。それから、下の「計画の位置づけ」のところの文章は要らない。それから、現状と課題、2ページ目もグラフがあれば上の説明は要らないとかね、  あと、6ページ、7ページ、8ページ、9ページって、10ページもそうか、これ概要版に必要なんですか。 89:子ども課長 子ども課長 確かに計画をコンパクトにといったところもございますけれども、やはりこちらのほうの概要版、目を通していただく方には量の見込みと確保の方策等、令和6年度にはどんなような形の確保の見込みといったところも見えてくるかと思いますので、示したい部分が多過ぎてしまって11ページにわたった概要版になってしまっているといったところが結果でございますが、委員さんのおっしゃられるとおり、もっとコンパクトにといったところは参考とさせていただきたいと思います。 90:委員長 委員長  石川貴久雄委員に申し上げますが、内容の質疑のほうを重点的に、内容のほうでお願いいたします。    (発言する者あり) 91:石川委員 石川委員 内容はこれからしますけれども、まず概要版が12ページもある概要版なんて、南足柄市の特徴といえば特徴ですけれども、あまり聞いたことがないですよね。  それで23ページ、ここも同じような思考体系から出ているんですが、施策体系が羅列されていますけれども、第2期の新規施策と重点施策はどれですか。それが明示していない理由を教えてください。 92:子ども課長 子ども課長 新規といったところ中では、一部新規のところもございます。明示していない理由は、すみません、明確にはお答えできないんですけれども、基本目標1から申し上げます。  一部新規は2)認定こども園、7)の企業主導型保育事業、2の地域子ども・子育て支援事業に関しましては、3)が一部新規、5)が子育て支援センターの拡充ということで一部新規、病児・病後児保育事業が一部新規、13)、14)、実費徴収と多様な事業の参入促進が新規になります。6番の子ども・子育てのための施設利用給付のところが、元々そちらのほうが全て新規なんですけれども、特に1)の子育てのための施設等利用給付の実施が新規となってございます。  基本目標2にいきますと、子育て支援事業ネットワークの1)出産・子どもネウボラが充実しますが一部新規、2)、3)が新規、5)、6)も新規となってございます。  基本目標3にまいります。基本目標3の11)5歳児アンケートの実施、13)おやこ相談が新規となってございます。その下の2番の12)南足柄市子どもドッジボール大会が新規となってございます。    (発言する者あり) 93:子ども課長 子ども課長 失礼しました。私が古い資料で見てしまったんですけれども、ドッジボール大会の実施が13番になります。失礼いたしました。  ちょっと番号が、古い資料でしたので、申し訳ございません、番号がちょっとずれておりましたけれども、今言ったのが新規の事業になります。  計画の中で重点といったところの位置付けというのはしてございません。ただ概要版に載せている主な事業といったところが新規の事業でもあり、力を入れていく事業というふうに捉えているところです。 94:石川委員 石川委員 こういうのはやはり新規施策と重点施策は、せっかくやるんだから分かるように明示すべきだと思います。  それで次、27ページ、放課後児童クラブ、この受入れを6年生まで可能にすることはいいことだと思うんだけれども、小児医療費の市負担は所得制限はありますが、対象年代別には全員が対象。ほかの施策も同様で、特定の方を対象にする場合は合理的論拠があります。この放課後児童クラブは、同じ年代でも利用する方としない方がいるが、行政の公平性、平等性からは、少なくとも所得の多い方からの利用料は受益者負担の原則にのっとって所得に見合ったものにすべきだと思うんですがいかがですか。 95:子ども課長 子ども課長 今のところ、一律の利用料というところでやらせていただいております。低所得世帯への対応といたしましては、利用料助成といったところで後からお返しする形になりますけれども、助成をして支援をしているところではございます。 96:石川委員 石川委員 あまりやると一般質問になっちゃうんだけれども、今の答弁が分からないからもう一回答弁してください。私の質疑に対する答弁を。 97:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 所得により利用料金を変えるという考え方も一つはあるとは思いますけれども、現時点では今そこについて検討なり実施をするということは考えてございません。 98:石川委員 石川委員 これ以上は一般質問になりますんでやめておきます。  45と46ページまとめて質疑します。子育て短期支援事業の量の見込みが日に150人で、確保の内容がゼロ、それから病児・病後児保育も大幅不足しているんですけれども、対応が。これの対策というのはないんですか。 99:子ども課長 子ども課長 まず、ショートステイに関しましては、緊急性が高い場合は児童相談所と連携させていただきまして、例えば母子家庭で母が急に入院するといったところの中では児童相談所の児童施設を利用していただくような御案内はさせていただいております。なかなか市町村単位でショートステイというところが見込めなく、今児童相談所と連携をしながら対応しているところになります。  病児・病後児保育につきましては、民間活力も呼び込めればと思って、今日々努力はしているところでございます。 100:石川委員 石川委員 このままの書き方だと、市民に不安を与えるだけだと思うんですが、付け加えることはしないですか。 101:子ども課長 子ども課長 ショートステイのところにつきましては、米印で下のほうに記載をさせていただいているところです。  病児・病後児保育につきましても、先ほど来お話しさせていただいているとおり、すみません、46ページになってしまいますが、新規事業者の受入れというところを確保するようにといった取組をしてまいります。 102:石川委員 石川委員 次に、34ページ、子どもの貧困対策、代表質問の関連質問の答弁でも先ほどの答弁でも、一人一人に寄り添って調査しているということですけれども、これ合計で何世帯ぐらいの調査になるんですか。 103:子ども課長 子ども課長 ひとり親家庭といったところの300世帯が対象となっています。300ちょっとですね、対象となっております。 104:石川委員 石川委員 現時点の小・中学校の要保護・準要保護数をちゃんと認識しておりますか。  これね、私調査したら今年の3月11日時点で小学校が要保護はゼロ、準要保護が240人、中学校は要保護が1人、準要保護が123人かな。これだけ単純に合わせても360人以上なんですよ。さっき300名と言ったでしょう。結局、この世帯すら調査していないんですよ、ちゃんと実態調査を。これパーセンテージでいうと11%ぐらいなんですね。これだけ多いんですよね、表面に表れているだけでも。  だから、やはり実態調査をしなかったというのは言い訳はいろいろしているけれども、ちゃんとした計画がつくれない元だと思うんですけれども、その辺いかがですか。 105:子ども課長 子ども課長 先ほど三百何十世帯というお話がありましたけれども、児童扶養手当の受給者はほとんどが要保護世帯、準要保護世帯になっているところではございます。  国のほうの大綱の指標の中でも出てくるとは思うんですが、ひとり親の世帯の貧困率といったところは国民生活基本調査で50.8%といったところになります。ひとり親世帯が貧困の原因になるかどうかというところは見えにくいところはあるかと思うんですけれども、一つの大きな要因にはなっていると思っているところです。  貧困線というところが国のほうで調査をするときに使っているところになりますけれども、122万円所得以下といったところが貧困線といったところを見込んでいるところの中では、南足柄市のひとり親世帯に関しましても、やはり半数以上が貧困線以下といったところになることについてはうちのほうでも把握しているところでございます。 106:石川委員 石川委員 質疑の趣旨を分かって答弁してほしいんですが、今言ったところ、ダブりの家庭もあると思うんですよ、小・中学校。それにしてもこれだけいるんだから、この外に小学生になっていない方の家庭もあるんだから、相当数あるのに、やはり実態調査をしなかったというのは、している市がちゃんとあるんだから、何と言い訳しようと手抜きだったんじゃないですか。もう一回、そこからちゃんと答えてください。 107:子ども課長 子ども課長 先ほどひとり親世帯の現況届のときにという話をさせていただきましたけれども、小・中学校、幼稚園とか所属機関からは、例えば貧困家庭といったところの中では学校の先生とかが訪問した際に、養育をできている環境ではないといった情報はこちらのほうの子ども課に来るようになっております。  いわゆる要保護世帯といってネグレクトとか、虐待世帯のほとんども貧困家庭が多いというふうに思っているところなんですけれども、そういったところの家庭の事情とかも一つ一つ丁寧に行っているところではございます。  実態調査といったところの中で、なぜやらなかったのかというのは、本当、言い訳がましいかもしれないんですけれども、なかなか貧困世帯の実情というのは事情があって、例えば私たちが独自でというか窓口で感じているところになってしまうかもしれないんですけれども、貧困である要因はひとり親というのも大きな要因ではありますけれども、例えば精神疾患を抱えた保護者であったりとか、リストラに遭った保護者であったりとか、知的障害である保護者であったりとかというところの中では、かなりそういった方々、調査を行ってなかなかお答えができるかどうかといったところが難しいのかなといったところ、やる前にそういうことを言ってしまうのはいけないことかもしれないんですけれども、それよりは現況届とかそういったところの中で一人一人丁寧な聴き取りを行いながら、また要保護世帯になりますと、訪問もかなり力を入れておりますので、アンケートという紙ベースではなくて、訪問をしたことによってそこの世帯の実態がなお分かるといったところがございますので、そちらのほうに今力を入れているところでございます。 108:石川委員 石川委員 そうすると、部長に伺いますが、部長は内閣府の出した大綱にそう書いてあることを無視するということでよろしいですね。 109:子ども課長 子ども課長 内閣府で全国一斉にといったところは、私たちも県の会議とかで把握はしているところです。まだどういった調査を行うか、詳しい内容が来てございませんので、詳細な内容が来ましたら協力するといったことで、実態調査を行わないといったわけではございません。国のほうからそういった示し方があるというふうに聞いておりますので、そちらのほうをもって行っていきたいというふうに考えています。 110:石川委員 石川委員 3月6日の代表質問の関連質問で、私が策定中の第2期子ども・子育て支援事業計画に実態調査を行い課題を抽出し、それに基づいた子供の貧困に関する指標と重点施策を盛り込むべきの旨を質問したら、市長は前向きな答弁をしていただいたんですけれども、これはどう反映しているんですか、この計画に。 111:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 今回の計画には特にそれは反映されておりません。次回以降の計画に反映するかどうかは、今後考えていきたいと思います。 112:石川委員 石川委員 一般質問になっちゃうかもしれないけれども、市長の答弁からそういうふうに受け取れませんよ。だって、私は第2期、これに入れたらどうですかと聞いているんですから。ちゃんと策定中の第2期子ども・子育て支援計画に盛り込むべきと聞いて、市長は前向きに答弁しているんだから、次回の計画うんぬんなんていうのは的外れです。もう一度答弁をお願いします。 113:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 市長が前向きな答弁をしたということでしょうけれども、今回の計画にはその辺は入ってございませんので、次回以降、参考にさせていただきたいと思います。 114:石川委員 石川委員 そうすると、部長としては市長の答弁を無視して仕事をするということですね。それでいいんですね。 115:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 市長の答弁を無視するとかそういう問題ではないと思います。委員の意見は参考にさせていただき、次回以降には考えていきたいと思います。 116:石川委員 石川委員 質疑の前に、ちょっと資料を配布させてもらいたいんですけれども、委員長の許可を頂きたいんですが。 117:委員長 委員長  休憩します。      ─── 休憩 午前10時35分~10時36分 ─── 118:委員長 委員長  再開いたします。 119:石川委員 石川委員 本市の基本目標3とそれに近い秦野市の基本目標5と比べると、非常に差があるんですね。それをまず見比べてください。秦野市のほうは、課題、現状、取組の方向性が簡潔明瞭に書かれています。市民にとって非常に分かりやすいです。私は、南足柄市の子ども・子育て支援事業計画は、このようなものを示すと、本市への子ども・子育て世帯の転入阻害要因、あるいは転出促進要因になるのかと心配しています。これね、もうちょっとちゃんとしたのに策定し直すべきだと思いますがいかがですか。 120:子ども課長 子ども課長 先ほど来申し上げましたとおり、第2期子ども・子育て支援事業計画につきましては、法定協議といったところの中で県の協議が終了しておりますので、ここから変更する予定はございません。 121:石川委員 石川委員 じゃ最後に、これ秦野市と見比べてみて、部長、どうですか、反省点とか全くありませんか。 122:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 計画のつくりの自体は違うとは思いますけれども、内容自体は秦野市とそれほど変わりがないのかなというふうには思っております。 123:石川委員 石川委員 そういう質疑をしてるんじゃなくて、この現状、課題、取組の方向性、それから南足柄市のは事業所名しか書いていないけれども、秦野市のはちゃんと事業内容が書いてあって、市民にとって非常に分かりやすいんですよ。素直に参考にしたらどうですかと言っているんです、今後。 124:子ども課長 子ども課長 事業名、事業内容につきましては、南足柄市の子ども・子育て支援事業計画の中でも48ページ目以降に事業名、概要、事業計画を一覧で示させていただいております。見える部分の、見えにくい、見えるということはありますけれども、こういった一覧で全ての事業が計画は見えるといったところは、第1期の計画からも同じようなつくりだったんですけれども、子ども課としてはこのつくりを特に見にくいといった意見もございませんでしたので、そのまま同じように作成したものです。 125:石川委員 石川委員 だから、それは十年一日の仕事をしているとそうなるんですよ。市民にして48ページ以降も見なさいなんていうのは、見にくいですよ。それは皆さん担当者のための計画だと思っているからこういう計画が出来上がるんですよ。これ市民に見てもらいたいから計画をつくっているんでしょう。そうしたら秦野市の体制のほうがよっぽど見やすいですよ。それを素直にね、別に参考にしたらどうですかと言っているんですから、次回に生かしたらどうですかと言っているんです。 126:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 計画のつくり方については、次回には秦野市をはじめ他市の状況なんかも確認しながら参考にさせていただきたいと思います。 127:委員長 委員長  ほかにございますか。 128:池田委員 池田委員 概要版の11ページに関係機関等との連携・協働とあるんですが、この図に書いてある地域という、この地域の内容というんですか、対象というのかな、そういったのをもう少し具体的に教えていただきたいんですけれども、例えば子ども会だとか。どういう組織だとかどういったところとの連携を深めるんでしょうか。 129:子ども課長 子ども課長 地域といったところの中では、言われたとおり、子ども会とかそういったところも入っているかと思いますけれども、民生委員さん、児童委員さんとかそういったところの御協力もなくてはといったところもございますので、そういった地域、子供に関連をして支援をしていただける方々といったところの地域を想定してございます。 130:池田委員 池田委員 ちょっと分かりにくいですね。どんな人が関わってくれるのかなとか、どんな人と一緒にやっていくのかなというのがこれだと分からないなというのが感想です。  それとあと、概要版の9ページの真ん中辺の放課後児童健全育成事業なんですけれども、対象年齢を5年生、6年生まで拡充していくという方向性なんですけれども、私が聞いているニーズの中では、預かり時間も延ばしてくれよとか、土曜、日曜の開校というんですか、預かりもしてほしいと。  要は働く方々がサービス業の方が増えたりしていて土日も預かってほしいというニーズがあったり、あとは南足柄市に住みながら東京方面、横浜、川崎方面に通う方々がまだいらっしゃるんで、そういう方々の定住を維持するために、例えば残業が起こっちゃった場合遅くまですぐに預かっていただきたい、もう少し延長して預かっていただきたいだとか、サービス業をやっているの休みの日にも預かってほしいという、そういうようなニーズもあるんですが、その辺の年齢を拡大する難易度と時間延長、また営業日を増やすというんですかね、そういった難易度、そういうのをはかりにかけて、5年生、6年生に拡充していくという方向を立てたのか、その辺のニーズ調査はどうだったのかというのを聞きたいんですけれども。 131:子ども課長 子ども課長 確かに特に土曜日ですね、日曜日よりも土曜日の預かりのニーズが高いといったところは承知しているところなんですけれども、今土曜日の預かりをやったとしても人数がそれほど集まらないといったところで、開所するに当たっては支援員の確保が2名以上といったところは維持しつつ行うことになります。  課題として今取り上げているところでは、合同で土曜日、どこかに開所できないかといったところの提案といいますかは、今委託事業者と話はさせていただいております。ただ、今課題として捉えていて、どのような体制を取るのかというのが、それ以上の課題が大きくて、合同保育になりますと日頃見ていない子どもを支援員が見るということにもなりますので、そういったところが課題になってしまっていて、なかなか前に進めないというような状況です。  時間延長といったところの中では、今まで公設民営になったときに8時とか8時半からの開始といった放課後児童クラブが多かった中で、長期休みとかの休みのときは7時半からの開所で夜の7時までといったところも、南足柄保育園と同じ時間といったところで調整をさせていただいたところです。なので、公設民営になってから開所時間は少し延びたということで、保護者からは非常に喜ばれているところではございます。  それ以上のといったところの中では、やはり先ほど言いましたようにニーズがそれほどあるかどうかといったところもありますけれども、ファミリー・サポート・センターとかそういったところを御紹介しながら今進めているところではございます。  課題は委員さんおっしゃられたように、土曜、日曜の開所とか時間延長といったところの課題は捉えてはおるんですけれども、なかなか推進が難しいといったところが現状になっています。 132:委員長 委員長  ほかにございますか。 133:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 本編の23ページのところに子ども課が行っている主にハード関係の事業、保育園だとか学童保育、あと小児医療費の関係ですね、ここ数年本当に充実してきているなと、それは共創の風会派として代表質問でもお話をさせていただいて、これはこのまま継続してハード系のことはやっていただくんですけれども、その2ページ後の25ページ、ここにはソフト関係というかな、何とか教室系のとか相談とか、そんなに予算を伴わないような事業になっている。  これから充実して、今度はこの辺のソフトのことも充実していったほうがいいのかなと思うんだけれども、これ主にぱっと見たときに、担当課が生涯学習課が管轄している分野があるんだけれども、この辺、子ども課と生涯学習課はちゃんとうまく緊密な連携が取れているのか、その辺が心配になるんだけれどもいかがなんですか。 134:子ども課長 子ども課長 生涯学習課のやっている事業については、子ども課も把握しておりますし、周知のほうも図っているところではございます。 135:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 そうすると、結構この中でママパパクラスとか、横溝千鶴子さんから頂いた基金からの支出もこの中結構あると思うんだけれども、その検討のときに子ども課もそこに参加しているんですか。 136:子ども課長 子ども課長 参加はしてございません。 137:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 ここで言っても、私たちも検討会に出させてくださいと言っても教育委員会が駄目だよと言えばあれなんだけれども、その辺がだから縦割りで、今度、ソフト、生涯学習課なんだけれども、でも子ども課に関係する、完全にかぶるところについては、やはりそういう検討会とか予算編成の段階で入ってもらうようなことは、部長、なかなかそういうのは教育委員会には言いづらいんですかね。 138:福祉健康部長福祉事務所長 福祉健康部長福祉事務所長 そうですね、なかなか難しいところはあると思いますけれども、担当同士では日頃から同じ庁内ですので連携等はしておりますので、その辺のところを今後もうちょっと密にしていければなというふうに思っています。 139:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 代表質問で共創の風で綱島議員が市長に、南足柄をこれから子育て支援のまちということでアピールしたらどうですかと言ったところ、市長はもう大きな声でアピールしていきますというような答弁もあって、だから今度、ハードと共にこういうソフトも充実していくべきだということを思っているわけですよ。  だから、そのためにも横溝さんから頂いた基金、あれは母親のための教育を充実するためにも使ってくださいということで頂いているわけなんで。  そこで、今度は別で、今度ソフト関係で市内ではかなりいろいろ、民生委員さんとか、あと個人の方が自治会公民館等々を使って子育てサークルというのかな、そういう小ぢんまりとした子育てひろば的なものを開いていますけれども、それは公民館の中でやる子育てサークルでしょう。あと今度、屋外で例えばやっているプレーサークル、外遊びですよね、外遊びをやっているサークル、やっぱりこれも子供のための外遊びしようよというサークル。あと絵本をみんなで読もうよとかという、そういうサークル、いろいろ子育てをやる、本当に皆さん小ぢんまりとした団体又は個人でやっている、そういうのというのは子ども課というのは把握しているんですか。 140:子ども課長 子ども課長 そういう方たちが周知をするのが子ども課の窓口が一番というところで、子ども課のほうに散らしとかを置かせていただくということは、承知もさせていただいているところではございます。 141:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 だから、絵本と読むとかというと、今度教育と図書館というのもかぶって、本当に子ども課としてもやりづらい思いもある。外遊びというと生涯学習的な意味合いも強いというのがあるんだけれども、もし子ども課にパンフレットとか散らしを持ってくるなら、それをまとめるのも労力を要しちゃうんだけれども、そういうのを一覧にまとめたり、それをまたホームページに載せたり等々で市民の人たちにより知らせるということは今やっているのか、それとも今後検討するのか、いかがですか。 142:子ども課子育て支援班長 子ども課子育て支援班長 自治会で子育てのサークルをしてくださっている方々は、いつも散らしを持ってきてくださって、子ども課のほうでも配架させていただいているところです。私たちも公民館に行かせていただいたり見学させていただいたりもしております。  あと、絵本のサークルの方々ですけれども、子育て支援センターの中で毎月おはなし会をしていただいております。御協力をしていただいております。必ず年に1度、図書館のほうでサークルの方たちの会議に参加をさせていただいて、私たちもその中でサークルの方たちとお話をさせていただいております。 143:委員長 委員長  ほかにございますか。    (発言する者なし) 144:委員長 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  執行者は退室してください。    (執行者退室) 145:委員長 委員長  では、ここで11時5分まで休憩といたします。
         ─── 休憩 午前10時53分~11時05分 ─── 【所管事務調査(南足柄市地域防災計画の修正について)】   南足柄市地域防災計画の修正について、主管課に説明を求め、質疑を行った。   各委員の発言は次のとおり。    (執行者入室) 146:委員長 委員長  再開いたします。 147:委員長 委員長  次に、(3)南足柄市地域防災計画の修正についてを議題といたします。  説明員につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  説明員の皆さんに申し上げます。発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクのスイッチを押してから行うようお願いいたします。また、発言が終わりましたらマイクのスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言は不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知おきください。  それでは、(3)南足柄市地域防災計画の修正について説明をお願いいたします。 148:総務防災部長 総務防災部長 それでは、南足柄市地域防災計画の修正について御説明をいたします。  地域防災計画の修正につきましては、災害対策基本法に基づきまして南足柄市防災会議が修正を行うこととなっております。  今回の修正につきましては、2月14日に開催いたしました第2回南足柄市防災会議におきまして修正内容が決定をされております。  本日はその修正内容について御説明をさせていただきます。内容説明につきましては、防災安全課長から説明いたします。 149:防災安全課長 防災安全課長 それでは、南足柄市地域防災計画の修正について説明をさせていただきます。  資料、南足柄市地域防災計画修正内容についてを御覧ください。  はじめに、この資料につきましては、令和元年10月30日に行いました第1回防災会議の資料でございます。本文中の「本年」という記述につきましては「令和元年」と読み替えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、内容説明に入ります。  まず、1の修正の趣旨ですが、現行の南足柄市地域防災計画は、平成25年8月に修正したものです。その後、日本国内において平成26年の広島土砂災害をはじめ、平成27年の関東・東北豪雨、平成28年、台風10号災害など毎年大きな災害が発生しております。  国では、そのような災害の教訓を踏まえて、法令改正や防災基本計画の見直しなどを行っており、それらの内容については市の地域防災計画に反映させる必要があります。  また、神奈川県においても平成29年に地域防災計画の修正が行われており、こちらにつきましても同様に市の地域防災計画に反映させる必要があります。  そのほかに県による新たな浸水想定や内閣府による警戒レベルの導入、そのほかに中央防災会議より南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応検討ガイドラインが発表されるなど、全国レベルで防災対策が大きく進展しております。  このような流れを受けまして、今回の修正では、従前の地域防災計画に法令や上位計画の見直しを反映するとともに、新たな防災対策の枠組み、被災自治体で得られた教訓や取組などの知見などを踏まえ、全面的に見直しをいたしました。  次に、2の修正の方針につきましては、記載の6つの方針に基づいた修正を行っています。  方針1といたしまして、防災関係法令や上位計画など記載事項との整合を図るようにいたしました。  方針2は、被災自治体の災害教訓を基に、本市の特徴を反映した実効的な対策としたものです。  方針3として、市の防災体制や行動を強化し、方針4といたしましては、できるだけ分かりやすい表現に努めております。  方針5につきましては、各災害対策部における細かい部分につきましては、地域防災計画ではなく各対策本部のマニュアルに明記するようにしたものでございます。  最後に方針6といたしまして、一覧表などのデータは、できるだけ資料編に移行するようにいたしました。  以上が6つの修正の方針でございます。  2ページを御覧ください。  続いて、3の修正の概要について説明いたします。  まず、(1)災害対策基本法の修正、防災基本計画等の見直しの反映では、平成25年8月の修正以降、災害対策基本法の改正が4回、防災基本計画の見直しが9回行われておりまして、これらの内容を反映しています。  主なものといたしまして、まず、1)の避難勧告・指示等の名称変更でございます。これまでの「避難準備情報」は「避難準備・高齢者等避難開始」に、「避難指示」は「避難指示(緊急)」にそれぞれ変更されましたので、そのとおりに修正いたしました。  次に、4)の避難行動要支援者の避難支援ですが、災害時に自ら避難することが困難ないわゆる避難行動要支援者の名簿を作成し、地域で共有して支援を行う対策を追加しました。  続いて、6)の廃棄物処理体制の整備につきましては、仮置場の設定や応援体制に関することなどの災害廃棄物の処理対策を追加しました。  なお、この資料には記載はございませんが、具体的な内容につきましては環境課が3月に作成いたしました南足柄市災害廃棄物処理計画で定めてございます。  続きまして、(2)その他防災関係法令改正への対応でございます。  主なものといたしまして、最初に、1)の要配慮者利用施設の避難対策ですが、こちらは水防法及び土砂災害防止法の改正に伴い、浸水想定区域や土砂災害警戒区域内にあります病院や老人福祉施設などの、いわゆる要配慮者利用施設等での避難確保計画が義務化されたため、それに対する管理者の義務や市の支援等を明記しております。  続いて、3ページを御覧ください。  上から3つ目の4)警戒レベルの導入、避難勧告等の判断基準の設定につきましては、今年度から全国的に導入されました警戒レベルや気象情報、土砂災害警戒情報、河川水位情報などを活用し、客観的な数値で避難勧告等の判断基準を設定いたしました。  次に、(3)熊本地震等の災害教訓の反映について説明いたします。  最初に、1)の受援体制の構築につきましては、他の自治体等からの支援があったにもかかわらず、被災自治体で応援者の受入体制が十分でないことにより効果的な支援ができなかったという事例を踏まえまして、応援を円滑に受け入れるために受援の担当者を設置するなどの受援体制を構築しました。  続きまして、2)の避難所外の避難者への対応につきまして、余震の頻発により車内やテント泊の避難者が多かったということから、これらの方への支援といたしまして、指定避難所における避難生活者と同様に避難者の所在やニーズの把握、健康指導等に配慮することといたしました。  次の(4)神奈川県地域防災計画との整合につきましては、1)から4)に記載しております避難所運営マニュアル、ペットの同行避難、文化財の保護等について、県の地域防災計画に記載されております市の役割等について市の地域防災計画に位置付けております。  4ページを御覧ください。  (5)南海トラフ地震への対応につきましては、昨年5月に内閣府より南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応検討ガイドラインが発表され、南海トラフ地震臨時情報が発表されたときの対応が示されました。これを受けて、従来の東海地震事前対策を見直し、南海トラフ地震への対応を位置付けました。  なお、従来の地域防災計画に位置付けておりました東海地震事前対策につきましては、平成29年9月の南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループ、これは国の中央防災会議の下部組織でございますが、ここからの報告で、確度の高い事前予知ができなくなったと発表があり、従来の事前予知に基づいた計画に即さなくなりましたので削除をしております。  続いて、(6)市の実態に合った実効的な対策といたしましては、大量の物資集積や被災者の健康管理などを本市の規模で効率的に行うことや、観光客等の道路利用者向けの一時滞在施設として道の駅を位置付けることなどを明記いたしました。  次の(7)構成の変更につきましては、地域防災計画の分冊化を行い、地震災害対策編、風水害等対策編、資料編に区分し、更に風水害対策編の内容を充実させております。  また、従来の計画の中で位置付けられておりました平常時に行う地震災害事前対策計画、及びここには記載がございませんが、風水害等災害事前対策計画につきましても、自助・共助・公助の事前対策が理解しやすいよう、「災害に強いひと、組織づくり」との章を独立させまして、自助・共助・公助、また要配慮者対策等の項目に整理をいたしました。  さらに、特殊災害に関しまして、従来の地域防災計画に記されておりました特殊災害に加え、市で想定されている航空機災害、道路災害、林野火災、大規模な火事災害、雪害について、県の地域防災計画に準拠して新たに項目を追加いたしました。  修正の内容についての説明は以上になります。  続きまして、次の資料、南足柄市地域防災計画修正の経過を御覧ください。  こちらにつきましては、第1回南足柄市防災会議、パブリックコメント、第2回南足柄市防災会議の日程等を列記してございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 150:委員長 委員長  次に、執行者への質疑を行います。  どなたかございますか。 151:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 まず1点目、修正内容についての2ページ目、下段のほうの6)廃棄物処理体制の整備ということで、これおととい、都市教育常任委員会が開かれて、そこで災害廃棄物処理計画が示されて、そこで綱島議員も質疑したんだけれども、どうもちょっとよく分からないんだけれども、今配られた中で風水害のほうで、例えば風水害で家が壊れた家だとか車とかそういうものの処理、あとし尿についての処理は書かれているんだけれども、風水害といった場合、この前の台風19号のときもそうだけれども、やはり土砂ですよね。狩川の河川が決壊して岩原の駅前とかあの辺は土砂がだあっと流れ込む、その土砂についての記述が無いんだけれども、あれは防災安全課としては風水害による災害廃棄物としては見ないの。 152:防災安全課長 防災安全課長 土砂の件なんですけれども、実際に台風19号につきましては土砂も台風で発生しまして、一部の土砂は処理をしたという経過もございます。  ただ、そういった細かい災害廃棄物の種類とか処理方法とかそういったものにつきましては、先日報告いたしました南足柄市災害廃棄物処理計画、こちらのほうに示すということになるかと思います。  以上です。 153:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 そうすると、風水害編の廃棄物処理の中では特にここに1項目、土砂とかの記述を入れないで、環境課と整合性をちゃんと取っているのかなという心配をしているわけ。向こうにも土砂という考えは全くなくて、今回の台風19号のときには、駒千代グラウンドの周り、あの辺の周りが水がバックウオーターの関係で床上浸水したと。だから、そんなに土砂は無い。でも、駒千代グラウンドのほうはそこそこの土砂は出てきたよね。  でも、今回例えば内川は決壊したけれども、例えば狩川で塚原、岩原辺の狩川が万が一風水害により決壊した、又は三竹とか矢左芝とかあっちから土石流のようなものがだっと流れてきたときの土砂の対応。私は、こういう家の廃棄物、産業廃棄物よりも土砂の処理は非常にやっかいで、労力を要する。重機なきゃどうしようも、家屋だって重機がなきゃ駄目なんだけれども、やっぱりここには書いたほうがいいんじゃないのかな。  それで同じことを綱島議員も環境課のほうに、土砂の処理の方法ということを言ったんだけれども、その辺はどうなんですかね。 154:総務防災部長 総務防災部長 地域防災計画につきましては、災害対応の基本的な計画ということで、土砂とかは、先ほど防災安全課長が申し上げましたとおり、個別計画である災害廃棄物処理計画のほうで位置付けるということになっておりますんで、ここの中では整合性という意味では、風水害編の38ページに記載してありますけれども、そういった処理計画に基づ……災害廃棄物の種類で土砂は含まれないということも一方でありますんで、今回の台風19号でも地蔵堂でかなり土砂も出ましたけれども、基本的には、だから、実際に仮置場とかで取りあえず災害廃棄物としてではなく、土砂の、実際に発生しちゃったら困りますのでどこかに置いておくということはあるんでしょうけれども、災害廃棄物の対象となるものについては災害廃棄物処理計画のほうで定めて、それ以外はその場に応じた対応といいますか、そういったことで。  地域防災計画のほうには基本的な計画ですので、そこまでの記述はしていないということで御理解いただければと思います。 155:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 あと、廃棄物の中で富士山噴火の火山灰ですよね。これ風水害になるのか地震になるのか、どっちにも当てはまらないような気もするんだけれども、この辺の対応。だから、火山灰は、ちなみに環境課が答えたのには、まだそれは国の方針が決めて、県と国でこれから今後処理置場を決めていくというような答弁があったんだけれども、防災安全課としては火山灰についてはどういう、廃棄物としてまず見るのか。見るとしたら、それをどう仮置場と処理に対応していくのかお伺いします。 156:委員長 委員長  すみません、確認しますが、今の火山灰の件に関しては、今回の修正内容の部分に含まれることで……。    (発言する者あり) 157:委員長 委員長  休憩します。      ─── 休憩 午前11時24分~11時26分 ─── 158:委員長 委員長  再開します。 159:防災安全課長 防災安全課長 降灰が廃棄物に当たるかどうかというのは、今ここでは私どものほうでは分かりません。ただ、新たな火山災害対策として地域防災計画のほうに、降灰のほうは基本的に、原則として土地所有者又は管理者が除去するということが載っていますので、そういった対応になろうかというふうに思います。 160:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 ありがとうございます。  3ページ目、上から3つ目の4)、ここ本文の中で本年から導入された警戒レベルの導入だとか気象警報、次に、河川水位情報等を活用しということで、これ改善ということでいいことだなと思うんだけれども、そこで聞きたいんだけれども、狩川の岩原橋のところにカメラをつけようと準備しているみたい、あれは水位を見るためのだと思うんだけれども、ああいうのというのはこれを受けて、狩川に何箇所つくんですか、ああいうのが。 161:防災安全課長 防災安全課長 地域防災計画の中に載っているか載っていないかは別にして、あれは県の事業ですので、建設部のほうでやっておりますので把握はしておりません。 162:委員長 委員長  ほかにございますか。 163:加藤(直)委員 加藤(直)委員 追加の中で風雪等放置車両の移動というのが2ページに書いてあるんですが、65ページとそれぞれ68ページなんですが、この中の道路管理者等が自ら車両の移動等を行うと、もし運転者がいない場合等はですね。  そういった形で書かれているんですが、これは市道と、恐らく市のほうは県道があると思うんですが、市道は市、県道は県になると思うんですが、一般的に大規模災害のときには自衛隊等は県道を使って来るような形になるんじゃないかなと思うんですが、市と県との中で自ら車両の移動を行うと。その辺の合意というかイメージ的に県が自ら移動できないわけで恐らく、その辺の市と県との関係みたいなものはこの中にはどういうふうな形で解釈をすればよろしいんでしょうか。 164:防災安全課長 防災安全課長 ただいまの質疑ですけれども、原則的には加藤委員言われるように、全くそのとおりで、県道は県、市道は市ということにはなろうかと思います。それが地域防災計画にはのってることでございますけれども、ただ災害時に自衛隊が来るのにそこは県だから、そこは市だからということもできませんので、その辺は自衛隊の方も市のほうに来たりしてそういった会話を交わすこともありますのでそういう話をしたり、あと、神奈川県のほうともそういったときには担当者なり私どものレベル等々で話をしていきたいというふうには思っております。 165:加藤(直)委員 加藤(直)委員 参考までに、もし災害があって緊急性があったときには、県の窓口というのは実際にはどこになるんでしょうか。載っていますか。    (発言する者あり) 166:加藤(直)委員 加藤(直)委員 本当に。ほかのところにも道路管理者等というのが載っているんですけれども、じゃ、それと同じようなところの部署という形で解釈ということでよろしいですか。    (発言する者あり) 167:防災安全課長 防災安全課長 そのとおりでございます。 168:委員長 委員長  ほかにございますか。 169:石川委員 石川委員 この修正の説明では、みんな3ページなんですが、まず、その中の(3)の2)でテント泊のことが出ているんですけれども、公共施設再編計画との絡みもあって、公共施設だけに頼っているのは、民間の施設も活用することも検討されているようですけれども、限りがあると思うんですね。  風水害のときは駄目だと思うんですが、地震のときはテントを張って生活できるような場所、それからテントそのもの、こういうのをそろそろ用意していく時期じゃないのかなと思うんですけれども、その辺はどうお考えか、伺いたいんですが。 170:防災安全課長 防災安全課長 委員おっしゃるとおり、テント泊の避難者が多いということで地域防災計画もこのように改定しておりますので、今のところ、確かにテント泊については場所等は定めておりませんが、これは今後の課題としなければいけないなというふうには考えております。 171:石川委員 石川委員 是非よろしくお願いします。  それから、同じ3ページの(4)の2)でペット同行、同伴避難、これペットを飼っている方には非常に重要なことだと思いますが、現実的にやはりペットの臭い、それからアレルギーの人、鳴き声、それからふん尿処理、課題いっぱいあると思うんですね。それでこれは事前に綿密な検討が各避難所ごとに必要ではないかと思うんですが、その辺はもうちゃんとされているんでしょうか。 172:防災安全課長 防災安全課長 ペットの問題に関しましては、実際に台風19号の避難の際にも各避難所で計11頭、12頭の避難が見られたところで、ペットの避難というのは実際に考えなければいけない問題だとは認識しております。  そのスペース等なんですけれども、指定避難所となっております学校の屋外やオープンスペース、それから教室等を利用していただくということは内部で検討はしております。  また、具体的な対応策につきましては、昨日3月18日の日に小田原獣医師会と災害時の動物救護活動に関する協定、これを締結しておりますので、小田原獣医師会の意見やアドバイス等も参考にしながら、避難の場所とかそういたものについて考えていきたいというふうに思っております。 173:石川委員 石川委員 例えばゲージに入れられない動物は避難できないよとか、そういうのが明らかなら事前に連絡していかないと、すごくトラブルになっちゃうと思うんですよ。例えば大型犬を連れてどっか勝手なところにつながれて、そうするとそれじゃなくても皆さん避難した方々は不安とかいろんなのを抱えていますから、そういうの相当綿密じゃなければいけないんですけれども、そういうことが一つ一つちゃんと課題が、やり切れないというところもあるんだけれども、ある程度潰されているのかどうか、もう一回答弁をお願いします。
    174:防災安全課長 防災安全課長 そういった細かいことに関しましては、実は今環境課のほうになるんですけれども、ペットの同行避難に関するガイドライン、これを作成中でございます。そのガイドラインの内容をそのまま地域防災計画に載せるのか、それが地域防災計画でガイドラインに定めてあるのでそちらを参考にすると、そういった形にするのか、そういったことはまだこちらのほうで詰めておりませんけれども、いずれにしても、そのガイドラインを見ながら細かいことも詰めていこうというふうに考えております。 175:石川委員 石川委員 3ページの(3)の1)で義援金とかボランティアの災害受援計画、これは策定するのかどうか。策定するならいつ頃までに作成するのか伺いたいんですが。 176:防災安全課長 防災安全課長 災害受援計画、これを受援体制という意味では、地域防災計画には触れておりませんが、これは必要な計画ではないかというふうに考えております。  そういった場合、人、それから物、あとボランティア、その三つの受援になるかと思います。ですので、本部事務局の総務課であるとか、物の受援を担当する議会選挙監査対策部、それからボランティアを担当します社会福祉協議会の三者により策定を予定をしております。  時期は未定ではございますが、これからゼロから始めますので、来年度中をめどに進めていきたいなというふうには思います。 177:石川委員 石川委員 災害はいつやってくるか分からないんで、御多忙中とはいえ、できるだけ早くお願いします。  それから、同じく3ページの(4)の3)で文化財ということが出ているんですが、これ市民部との連携も必要と思うんですが、まずは個人宅の古文書、こういうのがどこの家にどういうのがあるかが実態も把握されていないと思うんですよ。これは非常に南足柄市の財産として重大なことで、特に風水害のときなんかは、地震のときもそうだけれども、そこで逸失しちゃう。それでなくても代が替わると逸失しちゃう可能性があるので、この辺は具体的にはどういうふうに取り組んでいただけるんですか。 178:防災安全課長 防災安全課長 今個人宅の古文書という話が出ましたけれども、それ以外に災害伝承碑というのが班目にありまして、そういったことは防災安全課でも市民部のほうでも把握しておりまして、個人宅の古文書というのは、それを市民部のほうで把握しているかどうか分かりませんけれども、いずれにしろ、そういったものがもしあるんであれば大変重要な資料ではあると思いますので、そういったものも含めて市民対策部のほうで個別計画又はマニュアル等で定めていくようにしたいというふうに思っております。 179:総務防災部長 総務防災部長 補足なんですけれども、石川委員からの御指摘の文化財の関係は、風水害編の36ページの下段に文化財保護という形で記載がございまして、補助執行等の関係で教育委員会が文化財の防災マニュアルというんですかね、どこにあって、どういうものか整理を行って、具体的な文化財防災対策の検討を進めますということですので、教育委員会のほうで市民部と連携しながらそういった対策を講じていくという形になっております。 180:石川委員 石川委員 次に、同じく3ページの(2)の4)で判断基準の設定とあるんですが、判断基準を設定する際には、過去の災害の伝承資料というのは大事だと思うんですね。この辺の作成はいつ頃までにされるんですかね。 181:防災安全課長 防災安全課長 災害の伝承につきましては、地域防災計画の中では資料編の13、災害履歴というところに掲載はしております。  また、そのほかに教育委員会で発行しているものでございますけれども、「わたしたちの南足柄」、それから南足柄市史等に過去の災害に関する記述がされているところでございます。  そのほかに防災安全課のほうでも写真だとか記録、これはもちろん保存をしております。また、過去にはアイオン台風などにつきましては防災ハザードマップや広報誌の啓発記事等にも活用しているところでございます。  以上です。 182:石川委員 石川委員 この間の防災講演会のときに講師の方が言っていて、丹沢地震というのが、実は私も知らなかったんですけれども、そういうことも含めてもう一回ちゃんと綿密なものを作ったほうがいいと思うんですが、今あるものを見直したほうがいいと思うんですが、その辺はいかがですか。 183:総務防災部長 総務防災部長 委員御指摘のとおり、丹沢地震というものも、私もそのときは承知しておりませんでしたので、調べまして、関東大震災の後ですかね、余震というような形であったということも初めて知ったところなんですけれども、様々な災害の教訓を生かすという意味では、過去のそういった災害履歴というものは資料編のほうにも記載してありますけれども、そういったものも随時見直しをしていきたいというふうに考えております。  以上です。 184:石川委員 石川委員 今度は3ページの(2)の4)なんですが、水位で、この間の台風のときも経験したんですけれども、聞くほうにとってみると、あと何センチで溢水してしまいますよという情報のほうがぴんときて、水位そのものの高さを言われても、危険レベルに達しましたというのは分かるんだけれども、抽象的には。あと何センチで溢水しますよといったほうが緊迫感もあっていいと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 185:防災安全課長 防災安全課長 水位の状況につきましては、例えば狩川とかで県のほうで設置しております水位計、それを基に基準を考えているわけなんですけれども、やはり現在の水位観測のシステムではあと何センチという数値は出すことができないと考えております。現在のところ、氾濫危険水位を超えた後のいっ水するしないの判断は、消防団の巡回等による目視でしかできないかなという状態でございます。  以上です。 186:石川委員 石川委員 この点に関してはもう一回だけ質疑します。  そのときに、早川の状況とかよく映ったわけですよ。やっぱり警戒水位、危険水域に達していますよというんだけれども、テレビの画面で見るとかなりまだあるわけね、いっ水までには。そうすると、あれを見ていると、南足柄市の情報が危険水位だよといっても、いやいや、あれ見ているとそんなでもないね、まだ余裕があるねと持たれちゃうんで質疑したんですけれども、そういう情報は出しにくいですか、あと何センチで溢水しますじゃ。 187:総務防災部長 総務防災部長 特に風水害の場合は、避難情報というんですかね、レベルで分けておりますけれども、市民の方に的確に避難が必要かどうかというのを判断していただく必要がありますので、先ほど防災安全課長が申し上げましたとおり、今の観測システム上、あと何センチでいっ水ということはできないんですけれども、要はいかに市民の方に危機感を持っていただいて避難していただくということですので、そのために警戒レベルが新しく内閣府のほうで発表されたということもありますので、危険の段階というものがレベルで示されておりますので、そのレベルの周知を市民の方々にしっかりと啓発といいますか、させていただきながら、現在の避難情報の出し方といいますか、そういったことで判断をしていただきたいというふうに考えております。 188:石川委員 石川委員 風水害等対策編の全体的なことなんですが、失礼な言い方かもしれないですけれども、昨年10月の台風はこの計画をつくるタイミングからすると、この計画に反映されていることが少ないんではないかと思うんですけれども、その辺は更に追加するとか、それをまとまった段階でもう一度修正するとか、そういう計画はあるんですか。 189:防災安全課長 防災安全課長 確かに今石川委員のおっしゃるように、昨年の台風は、タイミング的に10月でございましたので、計画もかなり出来上がっている時期ということで、なかなか反映というのは難しい状況でございました。  そういった中でございますけれども、昨年の台風に限らず、こういった全国的な非常に大きな災害があった場合には、過去の事例を見ますと、まず国の中央防災会議等で検証、検討が行われまして、その後、検討結果を踏まえまして災害対策基本法や国の防災基本計画、こういったものが変わってございます。  それを踏まえた上で市の地域防災計画を修正すると、そういう流れになりますので、若干時間は掛かるかもしれませんけれども、今回の台風のときももう既に中央防災会議の下にワーキンググループも設置されておりますので、今回もそういった流れになろうかというふうに思っております。  以上です。 190:石川委員 石川委員 最後に、今回の台風の経験でも、市の職員が災害が起こったときには非常に頼りになる存在で、非常に役割が大きいということを改めて認識したんだけれども、今回の修正も含めて市の職員に対する防災知識の教育、習得の今年度の計画がもうできていたら、大体でいいんで教えてほしいんですけれども。    (発言する者あり) 191:石川委員 石川委員 令和2年度のね。今年度じゃない、ごめんなさい。 192:防災安全課長 防災安全課長 市職員に対する訓練でございますけれども、今現在、毎年行っている市防災訓練で市職員、これは管理職が対象ですけれども、を集めまして研修を行っております。  また、今回の1月には風水害を想定した図上訓練を行っております。  この2回につきましては、ここ数年毎年必ず行っておりますので、今後もこういった2回の訓練につきましては継続していきたいというふうに考えております。 193:石川委員 石川委員 市の職員の負担が大きくなってしまうんで恐縮なんですが、夜間に起こった場合なんかに備えて、例えば夜間の招集訓練とかそういうのは計画されていないんですか。 194:総務防災部長 総務防災部長 これまでも定期的に職員の非常参集訓練というものは行っておりまして、ただ御指摘の夜間の実施については、私の記憶では無いんですけれども、職員の訓練といえども安全面の確保も一方で考えていかなければいけないということもありますので、ただ全く否定するものではありませんので、参集の時間帯についてはちょっと参考にさせていただきたいと思います。  以上です。 195:委員長 委員長  ほかにございますか。    (発言する者なし) 196:委員長 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  執行者は退室してください。ありがとうございました。    (執行者退室) 【その他】 197:委員長 委員長  次に、その他について何かございますか。    (発言する者なし) 【閉会】 198:委員長 委員長  では、以上で本日の議題は全て終了いたしました。  総務福祉常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。  南足柄市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。    令和2年3月19日      総務福祉常任委員会 委 員 長  臼 井 忠 欣 このサイトの全ての著作権は南足柄市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Minamiashigara City Council, All rights reserved....